【高専】高専１年生はどんな勉強するのか、元高専生が解説

こんにちは！高専卒業生のimokenpiです。

このブログでは勉強や研究、就活に取り組む高専生や大学生、高専に入学を検討している学生へ向けて様々なお役立ち情報を提供しています。

　

今回は以上のような質問に対して、現役高専生がどのような勉強内容なのか解説します。

　

私の通っている高専は２学期制ですので、前期、後期で分けてご紹介します。
ちなみに筆者は、物質・化学・生物系の学科に所属していますが、１年生では学科によって勉強量に差がある感じはしませんでした。

　

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高専１年生の勉強内容

高専１年生の勉強内容を前期、後期別に解説していきます。

一般科目と専門科目の違いはこちらで解説してあります。

高専とはどんな学校？何年制？勉強内容や就職、進学について詳しく解説

　

前期

前期科目の科目数です。

　一般科目（１３科目）＋専門科目（３科目）

　一般科目・・・
　　国語、基礎数学A、課題数学、現代社会、世界史、化学、生命環境基礎、保健体育
　　英語ⅠA、英語ⅠB、英語ⅠC、英語多読、選択科目（音楽or美術）

　専門科目（物質工学科限定）・・・
　　情報処理、物質工学概論、基礎化学演習

　　

　各科目の説明

　課題数学　　・・・基礎数学で習ったことを使って、問題を解いて発表する授業（演
　　　　　　　　　　習みたいな感じ）
　生命環境基礎・・・生物と地学をまとめて勉強する
　英語　　　　・・・Aは読解重視、Bは文法重視、Cは話す重視で用途ごとに科目が分
　　　　　　　　　　かれている
　英語多読　　・・・英語の絵本をひたすら読む（Aとは違い先生が解説する形式でな
　　　　　　　　　　い）

　情報処理　　・・・パソコンを使ってExcelの使い方などを学ぶ
　物質工学概論・・・物質工学科の先生方の研究内容を紹介してもらう
　基礎科学演習・・・化学とは違い演習形式で、物質工学科で必要な計算、知識を学
　　　　　　　　　　ぶ

　　

　１日の授業時間は、
　　４教科８限まで（16:00）が週２日、５教科７限まで（15:20）が週２日、３教科６
限まで（14:20）が週１日

　

　前期の授業は中学校の科目が細かく分かれた感じで、難しいや忙しいといった感じは
　なかったです。

　

後期

後期科目の科目数です。

　一般科目（１３科目）＋専門科目（３科目）

　一般科目・・・
　　国語、基礎数学B、課題数学、現代社会、世界史、化学、生命環境基礎、保健体育
　　英語ⅠA、英語ⅠB、英語ⅠC、英語多読、選択科目（音楽or美術）

　専門科目（物質工学科限定）・・・
　　情報処理、レポート作成法、物質工学実験

　

　各科目の説明

　レポート作成法・・・実験の結果や考察のまとめ方を勉強
　物質工学実験　・・・１年生の実験は化学の基礎的な実験が多い
　　　　　　　　　　　ガラス細工、ろ過、蒸留、電気分解、アンモニア生成、ントリ
　　　　　　　　　　　ウムと水の反応、原子量測定、中和滴定、ボルタ電池、炭水化
　　　　　　　　　　　物、タンパク質とアミノ酸　　などの実験

　

　１日の授業時間は、
　　４教科７限まで（15:20）が週２日、５教科８限まで（16:00）が週２日、３教科６
　　限まで（14:20）が週１日

　

　実験をしてレポートを書くということを毎週続ける必要があり、他の勉強と両立する
　ことが大変だったが、どちらかが疎かになるということはなかった。
　実験の内容も難しいものではなかったので、慣れたら大変に感じなくなりました。

　

まとめ

　１年生で勉強する内容は中学校で習ったことを詳しく勉強する感じでした。
　なので勉強ですごく苦労したということはありませんでした。
　
　後期からの実験・レポートが慣れるまで大変でしたが、慣れてしまえばスムーズにこ
　なせるようになりました。

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