学会・研究発表ポスターの書き方と注意すること

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役立つスキル

こんにちは!imokenpiです。
このブログでは勉強や研究、就活に取り組む高専生や大学生、高専へ入学を検討している学生へ向けて様々なお役立ち情報を提供しています!

学会や学内で研究発表があるのですが、ポスターの書き方を教えてください。

今回は、学会で発表するとに必要になるポスターの書き方について解説していきます。

理系学生のほとんどは卒業研究や学会発表などでポスターを作成する機会があると思います。

この記事ではポスターには何を書くのか、注意することは何か これを説明したいと思います。

 

学会ポスター作成におすすめの本

まず最初にポスター作成に役立つこちらの書籍です。

こちらの本ではポスターのデザイン術を紹介しています。
カラーで書かれており図の配置なども分かりやすいため、ぜひ参考にしてみてください。

学会ポスターの作成方法

記載項目

ポスターに記載必要する項目を上から書く順番で紹介します。

1.研究題名

ポスターの一番上には研究題材を書きます。

その同じ枠内に自分の所属と名前、さらに研究に携わった人の名前を関係している順に書きます。

書き洩らしが無いように気を付けましょう。

2.緒言

緒言には自分がその研究を始めた経緯や研究内容の背景を書きます。

自分が研究している界隈で明らかになったこと、明らかになっていないことなど、その研究の必要性を書きます

長すぎると読む側も大変なので、簡潔にかつ分かりやすく書きましょう。

一文を短くまとめると良いでしょう。

3.目的

2の緒言でも説明するかもしてませんが、一目で目的が分かるようにするためにも目的の項目を作ると良いでしょう。

この研究で何を明らかにしたいかを書きます。

目的でも、簡潔にわかりやすく書くことを目指しましょう。

4.方法

実験方法を記載します。

ここでは写真や、図を使って説明するのが良いでしょう。

文章は書きすぎず、表で実験条件を書いたり、実験装置を写真や図で示しましょう。

5.結果・考察

結果には図や表を用いて一瞬で分かるようにしましょう。

文章が多すぎると分かりにくいです。

文章を書くにしても、一番重要な場所を赤字や目立つ色で書くようにしましょう。

考察も枠で囲むなどして分かりやすく書きましょう。

6.今後の実験計画

得られた結果から今後の研究の方向性を説明しましょう。

この結果は得られなかったから条件を変えて試してみるなど…

ポスターのサイズ

だいたい学会のポスターはA0です。

A0サイズは「841 × 1189mm」と規定された紙の規格になります。

パワーポイントから用紙サイズを設定する場合は、

「デザイン」→「スライドのサイズ」

から幅と高さにそれぞれ数値を入力して、縦方向に設定しましょう。

たまにA0より小さいB1指定の学会もあるのでそこは、学会運営側の指示に従いましょう。

文字サイズ

題名は70ポイント以上でちょうどいいでしょう。

それぞれの項目などの重要ような場所は40ポイント、説明文などは25ポイントくらいを基準にするとちょうどいいと思います。

客観的に作る

自分が研究していることは自分が一番よく知っていて、自分が当たり前だと思っていても他の人にとって見れば初めて知ることだったりします。

なので、いろいろ飛ばして書くのではなく、緒言などで基礎知識を盛り込んで、初めて見る人にもわかりやすいポスターを作るようにしましょう。

また友人などにも客観的に見てもっらて、伝わりづらい場所があるようだったら、積極的に修正していきましょう。

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