こんにちは!imokenpiです。
このブログでは高専に入学を検討している学生へ向けて様々なお役立ち情報を提供しています。
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高専生の就職先はどのような企業ですか?
どのような企業から求人がきますか?
今回は以上のような質問に対して、高専生の求人数や就職先について解説していきます。
高専って就職に強いイメージがある方はいると思いますが、実際どのような就職先でどのような求人が来るのかは知られていないと思います。
・高専にくる求人数
・高専生が就職する企業
・高専には数多くの求人が来ますが求人から選ぶ以外にも会社を選ぶ選択肢はあります。
実体験をもとにその方法を解説
【就活】高専生の就活の選択肢は学校に来る求人だけじゃない!
・高専生ならではの強みを解説
【就活】高専生が自己PRや面接で言える強みを具体例とともに紹介
就職と進学の割合
高専からの進路は就職と進学があります。
進学する場合は大学の3年次に編入または、専攻科へ進学となります。
では、就職と進学の割合はどうなっているでしょうか。
おおよそ 就職60% 進学40%
(たまに逆転してる高専もある 進学60%、就職40%)
半数以上の学生が就職を選ぶ傾向にあるようです。
高専には数多くの求人があることや、学校で企業説明会、インターンシップ説明会が開かれたりと就職に対する支援も多いことから就職への抵抗感も小さくなっていると思われます。
それでは次に高専へ来る求人数や就職先を見ていきましょう。
高専生の求人数や就職先
高専へ来る求人
求人は各学科に400社以上から来る
求人倍率は約20~30倍です。
その中から自分に合う企業を選ぶことができます。
「○○高専 求人倍率」、「○○高専 就職」
高専生の就職先の業種
高専生の就職先の業種は学科により異なります。
機械系の学科であれば機械、製造業などのメーカーであったり、化学系では食品、化学メーカーなどといった、学科ごとの特色があります。
それぞれの学科が得意としている分野へ就職する学生が多いと言っていいでしょう。
その他にも全学科に共通して、インフラ業界へ進む学生もいます。
・機械系
製造業(工作機械、化学工業)、ITエンジニア、インフラ関係(電力会社、ガス、通信業)、建設業
・電気電子系
建設業、製造業(工作機械、電子部品、通信機械)、化学工業、インフラ関係(通信業)
・化学、生物系
製造業(食品、飲料、製紙、化学工業、石炭、金属、通信機器)、インフラ関係、IT系
・建設系
建設業、市役所、インフラ関係(ガス、電力、通信)
会社名はここでは省略しますが、皆さんが日常的に使う製品などのメーカーやインフラ会社(電力、ガス、通信会社)、建設会社へ就職しています。
社名が気になる方は以下のURLを参考にしてみてください。
筆者の進路
私も高専で学び、その後就職して現在もその会社で働き続けています。
私の実例を紹介します。皆さんに少しでも参考になればと思います。
1.高専本科(化学系の学科)を卒業
2.高専専攻科(化学系の学科)へ進学
3.高専専攻科を卒業(2年間在籍)
4.地元の機械メーカーへ就職
高専の本科の後に大学へ編入するか、専攻科へ編入するかとても迷いました。
自身はひたすら勉強を頑張っていたので、どちらも推薦入試で入学できると担任には言われたのですが、大学に編入することを考えても、新しい環境で勉強や研究に対するモチベーションが湧いてこなかったので、現状の環境を維持できる専攻科に進学しました!
そこから、専攻科で勉強、研究に励んでいるうちに第二の分岐路がやってきました。
専攻科から大学院に進学するか、就職するかという岐路です。
正直な話をすると大学院へ行くモチベーションは私にはありませんでした。
本科の時に勉強を頑張りすぎて燃え尽きてしまった、周りに優秀な人が多すぎて自信を無くしていったという感じで、もう勉強は頑張れないなーと思っていました。
ですが、やっぱり自分の学んできたことを早く社会で生かしたい!という気持ちも多くありました。
そこで就職を決意してインターンシップでお邪魔させてもらっていた企業に就職させてもらいました!
就職したての頃は大学院に進まなくてよかったのかなと少し後悔の気持ちもありましたが、今の会社で業務に励むうちに自分の得意なことがわかったり、自分が高専で身に着けたスキルが会社の役に立っていると思えたり、自分が必要とされている実感を得ることができて、今となってはあの時就職を決意してよかった!と思えるようになりました。
こんな私を採用してくれた今の会社に感謝しかありません。これからもこの会社が良くなるように自分にできることを頑張っていきたいなと思っています。
これからどんな進路を進もうか迷っている高専生や中学生の方に少しでも参考になったらうれしいです。
どんな選択であれ間違いはありません。応援しています!
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