この記事では高専に入学してよかったと思える点について説明させていただきます。
私は、実際に高専に通い卒業したためその観点からさまざまなことを掘り下げていきたいと思います。
就職に強い
高専には多くの企業から求人が来ます。
高専の求人倍率はだいたい20倍前後になります。
これは学生１人に対して企業２０社からぜひうちに来てください！と募集が来るということです。
さらに、募集が来る企業の中には学校推薦枠というものがあり、一般的な就活生と違い書類審査から１次面接、２次面接と段階を経なくても場合には面接のみで内定をくれる企業があります。
（学校推薦のすべての企業が、というわけではありませんが…）
普通高校に通い、そのまま就活したりするのなら高専に入学して学校推薦をもらえる企業に面接に行った方が内定をもらえる確率も高いです。
さらに、学校の先生によると企業の方は「高専生」を信頼して募集を持ってきてくれるとのことです。高専生は１～５年の間までに実践的で専門的な知識や技術を身に着けています。
今までの就職した高専生は５年間で学んだスキルを職場で活かしていたからこそ企業の方も高専生が欲しいと募集を出してくださいます。
なので「高専生」という一つのくくりで信頼が高いわけです。
だからこそ、就職に強いと言えます。
引用元：高専機構HP
進学に強い
進学にも強いです。
高専生は４年生のうちに進学か就職を選択します。
なぜ進学にも強いのかというと学校推薦があるからです。
就職でも学校推薦があるように進学でも推薦してもらえます。
これは高専の校長先生や学科長などと面談し、特に問題がなければ進学したい大学に書類を提出していただき合格が決まるという感じです。
有名なところだと東京工業大学、千葉大など、また長岡・豊橋技術科学大学など
しかし、進学の学校推薦は基準がいくつかあり、それを満たさなければ推薦はしてもらえません。
基準は明らかにされていませんが、私の主観からすると順位が１、２番の人は東京工業大学や千葉大など、半分以上または１/3以上であれば長岡・豊橋技術科学大学などに推薦してもらえていたように感じます。（明らかになっていないので違う部分があるかもしれません。）
今後も無くならない職種につける
世界では様々な職種がAIやテクノロジーにとって代わられています。
現在、無人レジや製造面でAIや機械が作業を行っています。
今後さらに、様々な仕事がAIにとって代わられると言われいています。
しかし、高専から就職する職種はAIを管理する側であったり、AIを作る側であったり、新しい技術や物を作る職種です。なのでAIにとってかわられることはありません。
このようなことから何十年後も安定した職種につきたいと考えている方がいたらぜひ高専をおすすめしたいです。
早くから自立を学べる
聞いたこともあるかもしれませんが高専では校則が厳しくありません。
高校では制服の着方、髪型など校内での電子端末の使用禁止などさまざまな規則があると思います。
高専では制服ではなく私服ですし、私服の許容範囲なども決められていません。
さらに、髪型も自由ですし、スマートフォン、PCなども校内で使用可能です。
さらに、部活や学生会などの委員会のようなものも学生主体です。
先生なども良い意味で深く干渉しません。（勉強・進路などの相談には十分乗ってくれます）
大学とほぼ同じです。
このことから私がお伝えしたいのは、自分で考えて行動しなくてはならないということです。
今この場に見合う格好・髪型なのかルールで決められなくても自分で考えて決めます。
委員会でも学生が毎年やっていることを学生同士で引き継いで、次何をしなければならないのか考えます。許可だけ先生に貰いに行く感じです。
社会に出たら受け身ではいられません。自分から何をすればいいのか考えて行動します。
このことから、高専では社会に出てから自分で考えて行動する能力を早いうちから磨くことができると思います。
実際私は課外活動や学生会などで自分から行動し、成長を感じました。
高校生の年ごろから自立を学べることは貴重だと思います。
起業のノウハウを学べる
高専には起業のノウハウを学べる選択授業があります。低学年からとれる授業です。私はその授業を取り損ねましたが…。
高専の卒業生には起業家の方が多くいらっしゃいます。
その方々によるセミナーなども開かれます。
高専のモノづくりを学ぶ教育理念は一から新しいものを作る起業家の性質と似ているところがあると思います。
なので、自分で新しい事業をしてみたい、一から起業してみたいと思う方は高専はおすすめです！
まとめ
・進学・就職につよい
・今後も無くならない需要の高い職種に就ける
・自立を早いうちから学べる
・企業のノウハウを学べる
他にも入学してよかったと思えることはたくさんあります。
今後も追加していけたらと思います。
最後までありがとうございました。
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