こんにちは!imokenpiです。
今回は品質管理検定(QC検定)についてご紹介します。
この資格はメーカーに勤務されている方々にはおなじみの資格と思います。
ライン生産などで不良品を発生させないように対策したり日常的に管理できる知識を持っているのかを客観的に評価できるものがQC検定です。
メーカーに勤務されている方はQC検定3級の資格を求められることと思います。
そこで本記事ではQC検定3級を合格するにはどのくらいの知識量が必要で、合格基準はどのくらいなのか公式HPや経験談をもとに紹介していきます!
・QC検定とは何か
・3級に必要な知識量・レベル
・3級の合格基準はどのくらいなのか
・これからQC検定3級を受けようと思っている人
・受けようか迷っている人
品質管理検定(QC検定)とは?
品質管理検定の公式HPによると
品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。
とあります。
それでは品質管理に関する知識とはどのようなものなのでしょうか。
「品質管理」とは、製品を生産したりサービスを構築したりする際に、一定の品質を備えていることを検査・検証し、保証することを指します。
加えて品質管理では、品質の高い製品やサービスを、どれだけ効率的にコストをかけず製造・構築するかといった視点も必要です。
食品・家電・化学・医療など、あらゆる種類の製造現場において、品質管理は必須とされています。
いわゆる、作った製品が一定の品質を満たすように管理することと言えます。
したがってQC検定とは「製品が一定の品質を保てるように管理する知識をどの程度持っているのか客観的に評価するもの」になります。
3級のレベルについて
それではQC検定3級はどのような知識を持った人が対象なのでしょうか。
試験ではどのくらいの知識が要求されるのでしょうか。
QC検定のHPによると、
3級を目指す方々に求められる知識と能力は、QC七つ道具については、作り方・使い方をほぼ理解しており、改善の進め方の支援・指導を受ければ、職場において発生する問題をQC的問題解決法により、解決していくことができ、品質管理の実践についても、知識としては理解しているレベルです。
基本的な管理・改善活動を必要に応じて支援を受けながら実施できるレベルです。
品質管理検定(QC検定)HP_合格基準
基本的な管理改善活動の知識が理解でき、実践できるレベルということになります。
出題内容
QC検定HPには以下の範囲が出題されるとあります。
・データの取り方やまとめ方の基本とQC七つ道具の利用
・新QC七つ道具の基本
・QC的ものの見方・考え方、管理と改善の進め方、品質、プロセス管理、問題解決、検査と試験、標準化など
・並びに4級の試験範囲を含む理解度の確認
さらに、過去問の傾向や、実際に試験を受けた側からすると文章題が試験のほとんどを占めていました。文章を読み解く力があれば答えられるものが多々ありました。
合格基準
それでは合格の基準についてみていきましょう。
公式HPによると以下のことが書かれています。
出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること。
したがって、2分野ある試験で2つともの得点が約50%以上で、かつ合計得点が約70%以上となっています。
両方満たしている必要があります!
HPでは「概ね」という表現を使っているため、必ずそれ以上の得点にならなければならないというわけではなさそうです。
合格率
それではどのくらいの人が3級に合格できるのでしょうか。
公式HPによると
第28回 49.80 %
第29回 中止
第30回 52.91 %
第31回 56.90 %
第32回 57.15 %
となっています。
年々上がってきているようです。
だいたい受験した2人に1人は合格できるようです。
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この通り勉強すれば皆さんも合格できるはず!
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