こんにちは!高専卒業生のimokenpiです。
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高専の推薦入試は内申点がどれくらいあれば合格できますか?
今回は以上のような質問に答えるため、推薦入試を合格して高専に入学した私が、何点あれば合格できるのか解説します。
・高専の推薦入試に必要な内申点
・5高専を例に必要な内申点を解説
・実際何点で合格した人がいるのか
・推薦入試対策におすすめの記事
こちらの記事は私が高専推薦入試を受験して合格した志望動機の実例を載せています。
目次
高専の推薦入試の仕組み
高専の推薦入試の仕組みについてです。
内申点のみで合否が決まるわけではありません。
内申点 + 面接 (+ 作文)
このように、内申点のみではなく面接も評価の対象となります。
学校によっては作文も評価に含まれる高専があります。
評価の割合は高専ごとに様々です。
実例1)内申点:50% 面接:50%(函館高専)
実例2)内申点:70% 面接:30%(東京高専)
実例3)適性検査:50% 内申点:25% 面接:25%(奈良高専)
実例4)内申点:65.9% 特別活動:4.9% 面接:29.2%(熊本高専)
実例5)総合的に評価する
※配分を設けていない高専もある
私が見た5高専ではこのような点数配分の高専がありました。
全国で統一されておらず、各高専ごとに違いがあるようです。
しかし、内申点の方を重めに評価している高専の方が多いようです。
さらに、英語、数学、理科といった理系科目等は内申点に1.8倍かけたりと、重きを置いている科目で差がでるようにしている高専もあります。
なので、理系科目の内申点は重要といえます。
受験したい高専がどのような点数配分なのかぜひ確認してみてください。
高専の推薦入試に必要な内申点
それでは推薦入試の資格を得るために必要な内申点は何点なのでしょうか。
結論から言うと、
内申点は1~3年生の全科目平均4以上であれば基本大丈夫。
そのため、3があっても5があれば問題ない。(※稀に全科目平均4.2以上の高専もあるので注意)
しかし高専により、理科、数学及び英語の3科目は必ず4以上でなければならない規定を設けている高専もある。
自身の受験したい高専はどのような出願資格を設けているのか確認してみましょう!
各高専の必要な内申点
今回は全国の5高専に絞って例を挙げてみます。
小山高専
第3学年の必修教科(外国語(英語)を含む)の5段階評定のうち,国語,数学,理科,社会,外国語(英語)の5教科がすべて3以上で,かつ,必修教科の合計が 33 以上の者
長岡高専
調査書の記録が優良であり、「理科」「数学」「英語」の2年・3年の成績が5段階絶対評価で3教科合計24以上になる者
長岡高専HP 令和7年度学科第1学年入学者選抜 入試日程・募集要項
東京高専
中学校第3学年の9教科の評定値(令和 6 年 12 月 31 日時点の評定値)がそれぞれ5段階評価で合計 36 以上、かつ、数学、理科及び英語の評定値がそれぞれ4以上であること。
熊本高専
調査書の「学習の記録」の5段階評定で、第2学年の9教科の評点の和に、第3学年の9教科の評点の和の2倍を加算した総和が108以上の人
奈良高専
以下の条件すべてを満たす人
中学 2 年および 3 年の評価点の合計が 76 点以上(90 点満点)
中学 3 年の数学,理科,英語,技術・家庭の評価点がそれぞれ 4 点以上(5 点満点)
実際に合格した時の内申点
私は、
2年の最終評定 全科目5 (合計45)
3年の最終評定 国語 体育 英語 4
そのほか5(合計42)
という内申点でした。
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一般入試対策もしておこう!
推薦入試を受ける場合、不合格になったら一般入試も受けることが条件として書いてあります。
推薦入試から一般入試まで長い期間はありません。
不合格になってから一般入試の勉強をすると間に合いません。
そのため、推薦入試対策と一般入試対策を同時並行で行いましょう。
一般入試は過去問を解くことから始めましょう。
過去問を解いていつも間違える単元や苦手な単元が見つかったら、そこを重点的に勉強しましょう。
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