こんにちは!高専卒業生のimokenpiです。
このブログでは高専に入学を検討している中学生や高専生へ向けて様々なお役立ち情報を提供しています。
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今回は高専の倍率について紹介していきます。
高専の最近の入試倍率ってどうなってるの?
高専は難易度が高く倍率が高いイメージを持ってる人も多いのではないでしょうか?
今回は実際の倍率のデータから傾向を説明していきます。
・全国の高専の入試倍率
・入試の難易度
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高専の入試倍率
全国の高専の中から今回は7高専に絞って紹介していきます。
結論から先に述べると、R7年度の高専の入試倍率からわかることは
✓ R7年度の入試倍率傾向
・都市部(例:東京高専)は情報系学科の人気が非常に高く、学科ごとのばらつきも大きい(情報系が突出)。
・地方中核〜地方(宇部・大分など)は全体の倍率は中程度(1.4〜1.9倍前後)で安定しており、学科間の差は都市部ほど大きくない傾向。
・情報/制御系・電気・電子系が全体的に人気で、機械や物質系は学校によって差が出る。
✓ R7年度の学科の人気傾向
・最も人気:情報系(情報/制御情報) — 都市・地方問わず上位に来るケースが多い
(就職・進学ニーズ、社会的需要の高さ)。
・次点:電気/電子系 — ハード系でも就職ニーズが強く、一定数の高倍率を示すことが多い。
・機械・物質系 — 学校によって差がある(産業の地元事情に依存)。
例:大分では機械も人気で倍率1.6。
東京高専(東京都)
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
機械工学科 | 96 | 2.4 |
電気工学科 | 43 | 1.1 |
電子工学科 | 67 | 1.7 |
情報工学科 | 126 | 3.2 |
物質工学科 | 70 | 1.8 |
合計 | 402 | 2.0 |
明石高専(兵庫県)
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
機械工学科 | 46 | 1.2 |
電気情報工学科 | 60 | 1.5 |
都市システム工学科 | 45 | 1.1 |
建築学科 | 61 | 1.5 |
合計 | 160 | 1.3 |
豊田高専(愛知県)
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
機械工学科 | 83 | 2.1 |
電気・電子システム工学科 | 79 | 2.0 |
情報工学科 | 111 | 2.8 |
環境都市工学科 | 56 | 1.4 |
建築学科 | 81 | 2.0 |
合計 | 265 | 2.1 |
函館高専(北海道)
推薦
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
生産システム工学科 | 69 | 1.0 |
物質環境工学科 | 19 | 0.8 |
社会基盤工学科 | 22 | 0.9 |
合計 | 110 | 0.9 |
学力
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
生産システム工学科 | ||
物質環境工学科 | ||
社会基盤工学科 | ||
合計 | 166 | 1.8 |
仙台高専(宮城県)
志願者数 | 倍率 | |
情報・電子系 | 109 | 0.9 |
機械・電気・材料・情報 | 199 | 1.7 |
建築系 | 61 | 1.5 |
合計 | 369 | 1.3 |
宇部高専(山口県)
推薦
R7年度 | 志願者数 | 倍率(志願者数÷合格者数) |
機械工学科 | 15 | 1.00 |
電気工学科 | 25 | 1.19 |
制御情報工学科 | 29 | 1.38 |
物質工学科 | 27 | 1.35 |
経営情報工学科 | 39 | 1.95 |
合計 | 135 | 1.39 |
学力
R7年度 | 志願者数 | 倍率(志願者数÷合格者数) |
機械工学科 | 19 | 0.73 |
電気工学科 | 34 | 1.62 |
制御情報工学科 | 50 | 2.27 |
物質工学科 | 41 | 1.78 |
経営情報工学科 | 44 | 1.91 |
合計 | 188 | 1.88 |
大分高専(大分県)
R7年度 | 志願者数 | 倍率 |
機械工学科 | 64 | 1.60 |
電気電子工学科 | 65 | 1.63 |
情報工学科 | 63 | 1.58 |
都市・環境工学科 | 51 | 1.28 |
合計 | 160 | 1.52 |
倍率傾向の変化
東京高専(R4~R7)
東京高専の4年間の倍率の推移をみていきましょう。

・毎年情報工学科が突出して人気
・機械科は増加傾向
・電気、電子、物質はほぼ一定の倍率
「情報工学(IT/ソフト系)」の倍率が非常に高い理由として、就職・進学の幅(IT企業や研究、都市部の大学編入)や、都市圏での進路選択肢の多さが影響していると考えられます。
まとめ
都市部では入試倍率の減少は見られませんでした。
しかし、地方では学科によって定員を割っている高専もあった。
人気な学科の傾向は、都市部・地方で異なるため自身が受験を希望する高専のホームページから倍率傾向を見ておくことをお勧めします。
このブログでは入試対策方法や推薦の面接対策など様々な記事を掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。
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